FC2ブログ

養命酒からの100倍返し(その2)


2014/07/11
季節も変わることですし、これから自分がやることについて、少しずつお伝えしていこうとしています。

毎回長文を書いているものの、自分の思いとかやりたいことについて、あまり書いてこなかった気もするのです。基本的に黙ってやるのが好きなので(^。^)


これから自分がやっていくいくつかのことは、表層では、何の脈絡もないように見えると思うんです。
でも、根幹ではひとつの思いと意図でつながっています。
「ちゃんとつながっているんだ。」ってことを、伝えたくなりました。

自分の事例を伝えることで、仕事の本質や価値を探求している方たちの参考になればいいな、とも思っています。


そろそろ本題いきますか。
この夏から始める新企画「愛する人の形見からの手紙」について、こんな記事を書きました↓。これから書くのは、この記事の続きなので、まだ読んでない方は、ぜひ目を通してください。ちょっと長いけど(笑)
→養命酒からの100倍返し(その1) 2014.07.11公開

今日は、友人のお父さんが生前愛飲していた、養命酒からの手紙をシェアしてみます。
ブログ掲載にあたっては友人の許可をもらっていますが、手紙のあて名はご本名ですので、削除してあります。
ではでは、養命酒から、友人(男性)とその妹さんに宛てた手紙をごらんください。

-------

お二人さん、お久しぶり! あの節は、どうも。
本当に、ホントに、お疲れさん。 そして、本当に、ホントに、ありがとう。
最後にもう一度な、じいさんに会いたかった。ちゃんとお別れを言いたかったんよ。
まさか、この期に及んで、飲んでもらえるとは思わなかった。私にしたら、それこそ奇跡だよ。

こともあろうに、この私が病院に連れて行ってもらえたのも奇跡。
もう一度じいさんの顔を見せてもらえたのも奇跡。
飲んでもらえたのも奇跡。
もう言うことない、養命酒人生だよ。ホント、養命酒冥利に尽きるわ。

え?、じいさんって呼ぶのが変だって?
そりゃだって、じいさんとしか言いようがないだろ? 
私があの家にいったとき、じいさんはもう、すっかりじいさんだったわけだから。

医者が嫌いで、頑固で、こうと決めたら譲らなくて、一度ふりあげた拳は何があっても降ろせなくて。
言葉は少ないし、詳しいことは言わないし、何かあったらすぐ黙り込むし。
お前さんたちから見たら、相当に扱いにくい父親だったかもしれないが、私の言うことは、実によく聞いてくれたんだよ。

「あんまり無理して子どもたちに迷惑をかけないように。」と伝えたら、さっさと畑もやめて、車の運転もやめて、家でおとなしくしようと決めたし、毎朝毎晩の食事作りも、誰かの手を借りようと決めた。本当は「もう二度と病院には戻りたくない。」と思っていたみたいだが、ちゃんと心を決めて、最後の入院をしよう、と決めた。

「入院するからには、周囲の人の迷惑になっちゃいけない。」と心に決め、食事を口にしたくないときも頑張って食べたし、何の意味か分からない点滴も頑張った。

あのじいさん、自分が相当頑固だってわかっていたし、ふつうにしていると、みんなにものすごく気を遣わせるって、自分でわかっていたんだよ。それでも、一度言い出したことを変えたり止めたりするのは、どうも気持ち悪くて性に合わないし、子どもたちに示しがつかん、と思っていたから、最後は「頑張って」、今までのキャラを通してたんだよ。お疲れさまだよ。

家に一人でいるときはな、ほーんとに、のんびりして穏やかな、ちょっと几帳面な、ふつーのじいさんだったよ。夜、私を小さなカップにちょろっと注いで、キュッ!と飲むのがお気に入り。

そのあと、「ああ、今日も一日無事だった。 健康でいられた。ありがとさん。」と言って、にっこり笑うんだ。そこまで頼りにされちゃ、私も、力にならないわけにいかんだろう。

じいさんが入院したとき、ああもうこれで二度と会えない、二度と私を飲んでもらえない、と一度は覚悟した。毎日の小さな幸せはこれで終わるんだって、覚悟したんだ。私なりに別れを言おうかと思ったけど、それは、私の方から引導を渡すようなものだ、と思い直して、ただ黙って見送ったんだよ。期待もしていなければ、後悔もなかった。ただ見送ったんだ。

だから、何の因果か、私が病院に連れてってもらえるとわかったとき、本当に嬉しかった。じいさんにちゃんと、今までのお礼を言える、お別れを言えるって思ったら、心が沸き立ったんだよ。肉体を去ろうとしている人間に、そんなことを思うのは、おかしいかい?でも、これが、私の偽らざる気持ちだったんだ。

最後に一目じいさんに会いたい。
私の願いを叶えてくれたお前さんたちに、どうにかしてお礼を言いたいと思った。
私の喜びを、お前さんたちにもおすそ分けしたいと思ったんだ。

にいちゃんのほうが、「おやじの笑顔が見たい。」と言っていたのを聞いてな、そんなのおやすい御用だ!と思って、にいちゃんの願いを叶えてやることにしたんだよ。
私からしたら、じいさんを笑わせることなんて楽勝だよ。
なんたって毎晩、じいさんの笑顔を見ていたわけだから。
そのときと同じようにすればいいだけだから。

じいさんだけじゃなく、お前さんたちにも喜んでもらえて本当によかった。
長年、一族でじいさんを支えてきたが、そのトリとして、立派にお役目を果たせてよかった。
(注: 常備薬として何本も購入されていた養命酒を「一族」と表現しているようです。)

今はそうだな、やりきった気持ちでいっぱいだな。
もう私は、私にできる仕事をやりきった、と思っている。
最後の最後で、家族の心が本当にひとつになる瞬間を見せてもらえたしな。

じいさん、喜んどったで。
まさか、二人にあんなによくしてもらえるなんて、思ってなかったわけだから。
しかも、二人仲良う看病してただろ? その姿をじいさんに見せてやれたのが、最後にして最大の親孝行だったと思うわ。あれを見て、じいさんホント、安心してたと思う。

私がなんでこんなこと言うのかって? そりゃあ、じいさんのことは何でもわかるよ。
毎朝毎晩、じいさんの顔を見てたわけだから。
顔を見るだけで、どんな気分か、その日何があったのか、一発でわかるよ。
私らずっとそうして、一緒にやってきたから。

でもな、最後ホントにじいさんを支えたのは、お前さんたち二人だよ。
じいさんは、自分が亡くなった後、兄妹二人、力を合わせて仲良うやってってほしい、と常々思ってた。だから、最後に二人のそんな様子を見せてもらえて、ホント心残りなく、旅立って行けたと思うわ。

二人ともようやったな。ホント、お疲れさん。
何の因果か、たまたまこうやって話をさせてもらうことになったけど、私としては、お前さんたちに言うことは何もないよ。私がなんか言わんでも、お前さんたちは十分立派にやっていくだろうから。なーんも心配ない。心残りもない。

…拍子抜けか?
それでも、これが今の偽らざる気持ちだよ。

相手が期待することとか、相手がよく思ってくれそうなことを、わざわざ言わなくてもいいんだよ。
「こいつ、なーんも考えてないな。」って思われたって、いいじゃないか。

自分の気持ちに嘘ついて、思ってもいない立派なことを口走るより、ただ感じたままを素直に、偽ることなく語れる方がずっとカッコいいんやで。そんなふうにして、誰が相手でも気負うことなく、気軽に仲良うやっていったほうが、人生よっぽど楽しいと思わないか? それができれば上出来、ハナ丸だよ。

ホント、お前さんたちのことは心配ない。何があっても、今の調子でやれば大丈夫だよ。
兄妹で支え合っていこう!とか、もっとよく話し合おう!とか、そんなん考えなくていいよ。
一緒にじいさんを見送ったことで、十分お互いの信頼関係を確かめることはできただろうから。なんかあったら、気軽に電話して、他愛もない話して、たまにおいしいもん食べに行って。
そんな感じで、仲良うやっていけばいい。

私のことは、そのうち処分してな。長いこととっとかれても、こっちも困るし。
大切なことはもう、じいさんとお前さんたち、そして私の心に残っているから大丈夫だ。
こうやって手紙を書いてもらえたしな。
最後の最後まで、奇跡を見せてくれてありがとう。

お前さんたちの生涯もきっと、こんなふうにご縁に助けられて進んでいくから大丈夫だよ。
お前さんたちを引き上げてくれた人たちへの感謝を気持ちを忘れんようにな。

私が言いたいのは、それだけ。
今日はありがとう。

2014.6.19.  じいさんの親友より。


-------

友人にとっても、私にとっても、思い出深い品からのメッセージですからね、さぞや感動的なことを言ってくれると思いきや、実際にはホント、軽~いノリ。思わず、拍子抜けしちゃいました。

あれ???と思いつつも、まずは聞こえてくるメッセージを書き取り、プリントアウトして読み返してみたら、なんだかじわじわ来ちゃったのです、自分でも。

そして。
---
相手が期待することとか、相手がよく思ってくれそうなことを、わざわざ言わなくてもいいんだよ。
「こいつ、なーんも考えてないな。」って思われたって、いいじゃないか。
---
の件を読み返したとき、涙がぽろっと出てしまいました。


なおちん
なーんかさあ。
珍しくプレッシャー感じてる私を、励ましてくれているように感じたんだよね。
ったく、よりによって養命酒に励まされるとは…(笑)
まあ、いつものことだけど(^_^;)

真理さん
(^-^)

なおちん
その後もね、
「『こいつ、なーんも考えてないな。』って思われたって、いいじゃないか」
ってフレーズが胸から離れないんだよ。

最近の私はさ、ますますお気楽のんきになっちゃって、悩むことすら忘れてしまった。はたから見たら、単なるアホだよな、って思うたび、養命酒からの言葉がリフレインするんだよ。

珍しく引きずるなあ…と思っていたら、今日、ふと気づいたんだ。
これ、養命酒からの「お礼」だったんだって。


真理さん
(^-^)

なおちん
そもそも、「お父さんの笑顔が見たい。」とオーダーしなければ、
それ以前に、私が友人とお父さんのヒーリングをすることがなければ、
友人は養命酒のことを思い出さなかっただろうし、お父さんの病室まで持っていこうなんて思わなかった。

セッションを重ねるなかで、友人の口から自然と養命酒の話題が出て、それが今回の手紙にまでつながっているんだよね。

手紙にある通り、養命酒が「最後にもう一度じいさんに会いたかった。」と思っていたのだとしたら、友人だけじゃなく、遠いきっかけを作った私にも、感謝したに違いない。
根拠は全然ないけど、あ、これ絶対に養命酒からのお礼だ、って確信したんだ。

そしたらさ、またもや瞳がウルウルしちゃってさ…。この世界は、なんて温かいんだろうって。

『奇跡のコース』に書かれていることは、ホントにホントだよ、って思ったら、またたまんなくなっちゃってさ。自分のこうした体験を遠慮なく伝える場ができたこと、そこに、こんな話を喜んで聞いてくれるであろう人たちがいることが、どうしようもなく、ありがたくなってさ。

言葉が出てこなくなっちゃったんだ。


真理さん
(^-^)

なおちん
そうそう、自分はこういうことがしたいんだよね。

どんな切り口でもいい。どんな方法でもいい。
聖霊の目で、愛ある目線でそれを見よう、と意図すれば、必ず見せてもらえるんだよ。自分が想像するよりも、はるかに大きな愛を。

そうやって見たことを分かち合っていくと、これまた、想像を超えた幸せが味わえる。

聖霊の目で見よう、愛ある目線で見ようと意図した自分に、ちゃんとギフトが返ってくるんだよね。返ってくるのは、私だけじゃない。これを一緒に分かち合ってくれたきょうだいたちみんなに、返ってくるんだよね。

誰に何が返っていったのか、私にはわからない。
でも、きっと必要な人に必要なものがもたらされたんだってことだけはわかる。
そんなふうに感じられるようになったことが嬉しいんだ。

自分は、こうした体験をみんなと分かち合いたい。
もっともっと、こういうことしたいんだ。

…させて♪

真理さん
「かしこまりました。」(笑)

なおちん
…っもう!!! また、それ???

真理さん
自分の意図がわかったら、ちゃんとオーダーしましょうね。
練習だ、練習!!!!

なおちん
…ここでも練習なんだ(笑)

真理さん
当然です。
さ、そろそろ相方が帰ってきますよ。
続きは、また明日になさい。

なおちん
…はーい。

-------

このネタ、もう少し続けます。

お知らせとご案内

2019.2.28.
昨年、会社ホームページを立ち上げました。
今後、ブログの更新、セッション・サービス・イベント等のご案内は、ホームページにてご覧ください。


TEAM the specialist

-心のコソ練(R)で 自分スペシャリストを生きる- 山崎直美事務所 株式会社

本ブログの過去記事も、順次再編集し、ホームページに移行していきます。
よかったら、ホームページでも、引き続きおつきあいくださいませ。

なお、過去記事を時系列で読みたい方のために、本ブログはそのまま残しておきます。私と似たようなプロセスを生きる、どなたかのお役に立てたら嬉しいです。

▼関連記事
comment (0) @ 愛用品からの手紙 実例
言った通りになるって楽しいでしょ? | 養命酒からの100倍返し(その1)

comment

コメントを送る。

URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 

人生を創る心のコソ練。

自分の本質を仕事・ライフワークで分かち合っていくための知恵と哲学、新しい心の使い方をお伝えしています。