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なぜ「ヒーラー」と名乗るのか。


2015/01/30
年末からこっち、いろんな場面で、↑この質問を受けることが続きました。
そういえば、小冊子や個人セッションのご案内などで、個別にお伝えすることはあっても、ブログの中では書いてなかったな。

ということで、今日は、このお題について書いてみます。

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初めてお会いする方に「ヒーラーをしています」と言うと、多くの方は「?」という顔をされます。
まだ一般的な職業ではないし、ヒーラーとは実のところ何をする人なのか、人によってイメージが違うので、そういう反応のほうが普通かもしれません。

私がご提供するサービスには、多くの人がなんとなくイメージする「癒し・ヒーリング」も含まれますが、どちらかというと、コンサルティング・コーチング・クリエイティブワークの要素が強いように思います。

個人セッションの場合は特にそうかな。
起業家・事業家、クリエイティブな才能をお持ちの方が来てくださることが多いので、思いや情熱が具体的な形となって顕れていく過程を、真理さんと一緒に応援している感じです。

まあ、究極論を言ってしまえば、自分は自分でしかなく、何らかの職業・肩書で表現されるべきものではない、とも思っています。

それでも自分は、多少わかりにくいのも承知の上で、あえて「ヒーラー」と名乗り続ける、と決めています。その理由はふたつあります。

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ひとつは、私の考える「ヒーラー」の仕事が、似たように見える他の職業と根本的に違うからです。

目標を明確にし、モチベーションを高めていくのが、コーチ。
悩みや痛みの解決・癒しに寄り添っていくのが、カウンセラーやセラピスト。
課題に対して、具体的な対策・手法を提示・提案するのが、コンサルタント。

だとすると、目標のあるなし、悩みのあるなし、課題のあるなしに関わらず、心を平安と信頼に満ちた状態に調律するのが、ヒーラーです。もっと単純にいうと、ヒーラーの仕事は「心を正気に戻すこと」。


私は、自分の外にあるもの--たとえば、目標や夢、悩みや痛み、具体的な出来事や人生など--を改善したり解決することで心を平安にするのではなく、直接心を見つめ、今すぐ心に正気を取り戻すことを意図しています。

実際のところ、問題や悩みを作っているのは、ご本人なんですよね。問題・悩みと言うほどではないけど、心がなんだかモヤっとするのも同じこと。自分で自分をモヤッとさせているんです。
そのことに気づけば、ハッと目が覚めます。
ええ、問題も悩みも一瞬で消滅です。解決じゃなくて消滅。

この辺りが、似ているように見える他の職業との違いです。
手法の違いではなく、意図の違い。

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ちなみに、「心が正気を失っている」とは、自分の思い込みや囚われ、ぐるぐる回る思考や感情の波に飲み込まれ、心に平安を感じられない状態を指します。多くの場合、不快感や疲労感を感じるでしょうし、自分の気持ちを見失い、何をすればいいか、わからないと感じたり、怖れや不安を感じることもあるでしょう。自分自身や他の誰かに対する不信感や疑念に苦しむ場合もあるかもしれません。


一方で、ポジティブな思考・感情を繰り返し心に喚起することで、ことの本質から目をそらし、結果として周囲の状況が見えなくなる状態も「心が正気を失っている」といえるでしょう。この場合は、一時的には気分よく過ごせるものの、周期的に気分の落ち込みを経験したり、達成感を味わった直後に燃え尽きたり、人間関係に軋轢が生まれ、困惑したりします。

「自分は幸せだけど、周りの人がみんな××で…(だから自分が何とかしないと…)」
なーんて考えているときは、たいていの場合、こっちです。

…周りのみんなが「××」じゃあないんです。
ご本人が周りのみんなを「××」だと思って見てるだけ。
その「××」は、ご本人が無意識のうちに怖れている状態でもあります。

「そんなの嫌だ! 見たくない! 体験したくない!」と思って、必死に自分をポジティブな方向へ矯正しようとするのだけれど、頑張れば頑張るだけ、周囲の人がそれを見せてくれる、というパラドックス(笑)

ある特定の心の状態を避けるために、思考・感情をコントロールする習慣を続けていくと、いつの間にか感覚が鈍り、気がついたときには、あるがままに感じ、考えることができなっていることもあります。

ある意味、ネガティブな方向で正気を失っている状態より、ポジティブな方向で正気を失っている方が、厄介かもしれませんね。

まず、ご本人に「正気を失っている」という自覚がない。そのうえ、自分のやっていることはよきことで、周囲を「自分と同じように変えなくては!」とすら思っているのですから。こうしたパターンの多くは、トラブルや病気など、人生の一大事を通して、生き方を見つめ直すチャンスが訪れます。まれに、それすら超ポジで引き受け、さらにめんどくさいことになってる場合もありますが(笑)

…まあ、究極のところは、どっちでもいいんですがね。
正気を失っていようといまいと、人が最初から救われていることには変わりありません。
ご本人が幸せであれば、無問題。

寄り道が長くなってしまいました。
「正気の心」を語るには、「心が正気を失っている状態」を語る必要がありましたのでね。

「正気の心」については、語る必要がない。もはや言葉が要らない状態ですから。
裏を返せば、自分が「正気を失っている」と気づけば、目を覚ませます。

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私の仕事は、心のお手入れに興味がある方、本気で幸せに生きると決めた方と一緒に、「心が正気に戻る機会」をつくることです。

心を正気に戻すために、コーチングもしますし、コンサルもします。
必要があれば、過去の体験の癒しや、メンタルブロックの解除、インナーチャイルドのケアをすることもあるでしょうし、セルフイメージの改善をするかもしれません。もちろん、エネルギーワークも含めた心身のヒーリングもしますし、ときには、文章を書いたりドキュメントを一緒に創るなどのクリエイティブワークもします。

究極のところを言えば、自分自身とこの世界に関する、唯一の、そして最大の勘違いから目を覚ます道のりを、ご一緒します。連続クラス・奇跡のコースを生きる で意図しているのは、ここです。


何かを変えたり解決するためではなく、ただご自身の心と向き合う機会を創る。
どんな状況に置かれていようと、心がどんな状態であろうと、本質に立ち戻り、心を正気に戻す機会を創る。
そのうえで、あの手この手を使って、あなたが本当に喜びを感じられる人生を選択していくお手伝いをする。

それが、私の考えるヒーラーの仕事です。

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あえて「ヒーラー」と名乗るもう一つの理由は、自分の事業を通じて、「ヒーラー」という仕事、「心を正気に戻す習慣」を、社会に定着させていこうと意図しているからです。


思考や感情をコントロールする方法を教えてくれる場は増えていますが、基本的・本質的な心の仕組みや、心・思考・感情との健全なつきあい方を、体系的に教えてくれる場は、現時点ではさほど多くはありません。

先に書いたように、基本的・根本的な心の仕組みを知らずに、思考・感情をコントロールする方法を学び、実践することで、かえって自分の本当の気持ちに気づくことができなくなり、遠回りをしている方もそれなりにいらっしゃると思います。ところが多くの場合、当の本人には全くその自覚がなく、自覚がないことにすら気づいていません。


また、心について学ぶ場の多くは、知識・手法・方法の「伝授」にとどまっているようにも感じます。
残念ながら、人間、そう簡単に変われるものではありません。
目新しいことを知っただけで、どこか変わった気がするけれど、気がついたら、ずっと同じことを繰り返している、なんてことも多いのではないでしょうか。


ヒーラーとしての自分の仕事に気づいて以降、心のコソ練をキーワードに、定期的・継続的に心を手入れする場を作ってきました。今思うと、ただ心を正気に戻すためだけに人が集まってくださるなんて、奇跡みたいなことです。
そのうえ、集まってくださる方々の人生を通して、正気の心が生み出す奇跡をたくさん見せてもらいました。

自分の勝手な思い込みや囚われで余計なことをしなければ、自分が想像していたのより、はるかに幸せな体験ができる。みなさんのおかげで、うっすら芽生えていた思いが、確信に変わりました。


一人一人が自分の心を手入れし、正気に戻す習慣を身に着けることで、本来与えられている個性や才能が自然にあふれ出し、互いに調和しながら表現されていくのを見たい。
縁あって出会うすべての方を通して、正気の心がもたらすギフトが現実となるのを見たい。

今はそんな気持ちで、「心を正気に戻す」ヒーラーをやっています。

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ここまで読んでいただいた文章の土台は、一年前に書いたものです。
そのときは、自分が生きているうちに、こうした仕事をする「ヒーラー」が一般的な職業になるのを見たい、男の子が「ヒーラーになりたい。」と言ったとき、ご両親が「いい仕事を選んだね。」って喜ぶような職業に育つといいなあ…なんて、思っていました。

最近、そのあたりの思いも少し変わりました。
一人一人が、自分の心を手入れすることができるようになったら、私の考える「ヒーラー」という仕事は要らなくなるよな、って。だとしたら、そういう世界の方が見てみたい。

そのとき自分が何をしているのか、さっぱり見当がつきません。
きっと、そのときはそのときで、今の自分には想像もできないことをして、ケタケタ笑っている気がします。


私には、15年くらいまえから掲げているビジョンがあります。

それは、「TEAM the specialist」。
今はこの言葉の意味を、「すべての人を通して、神の仕事が表現される世界」と説明しています。以前は別の言葉で説明していたけれど、その根幹は変わりません。

そう、自我でない生が生み出す奇跡を見たいだけ。見たいのはこれだけ。

そのために、自分にできることを仕事にしていくのだろうな、と思っています。

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おおっぴらに言わずにいたことを一度書き出したことで、心がスッキリしました。
長い長い一人語りにつきあってくださり、本当にありがとうございました。


お知らせとご案内

2019.2.28.
昨年、会社ホームページを立ち上げました。
今後、ブログの更新、セッション・サービス・イベント等のご案内は、ホームページにてご覧ください。


TEAM the specialist

-心のコソ練(R)で 自分スペシャリストを生きる- 山崎直美事務所 株式会社

本ブログの過去記事も、順次再編集し、ホームページに移行していきます。
よかったら、ホームページでも、引き続きおつきあいくださいませ。

なお、過去記事を時系列で読みたい方のために、本ブログはそのまま残しておきます。私と似たようなプロセスを生きる、どなたかのお役に立てたら嬉しいです。

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comment (0) @ ヒーラーという仕事
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