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自分が本当に見たいものは何なのか。


2015/03/30
横浜のミニシアター、ジャック&ベティで、
映画『神は死んだのか』を観てきました。

今回の記事は、もしかしたらネタバレになるかもです。
気になる方は、ここで読むのを止めてくださいね。

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ジャック&ベティは、横浜の中でも、
ひときわディープでカオスな地域にある映画館です。


さすがの私も、夜ここを一人で歩くのは気が引けるかな。
いや、イケルかな。
まあ、そんな場所です。

こうした立地も含めて、
この映画館や、ここで味わう時間が好きで、
ときおり出かけています。


といいつつ、
映画を見るためだけにここへ来たことは
ないかもしれない。

他の用事で外出したついで?に、
映画を観に来ている気がします。

そのとき上映されているもののなかから、
タイミングの合うもの、面白そうなものを
直感で選んで観る。

そういうノリでフラッと来られるところも、
好きなんでしょうね。
うん、今回もそうでした。

親しい友人と久しぶりにゆっくりランチを楽しんだ後、
お互い午後も空いてる、というので
映画を観にいったのでした。

友人も『奇跡のコース』を生きている人です。

だもんで、『神は死んだのか』というタイトルだけで、
「これ、観に行こう!」ってことになりました。

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『神は死んだのか』は、敬虔なクリスチャンの男子学生と、
無神論者の哲学教授の議論の行方を描いた作品です。

「神は存在するのか?」をテーマに、
彼らに関わる人たちのストーリーも描かれていきます。


『奇跡のコース』を生き始めると、
映画だけでなく、日常生活においても
本気でドラマにハマることはできなくなります。

ドラマをきっかけに、いろんな感情が喚起されても、
割と平気でいられちゃうんですよね。
感情を楽しみつつも、落ち着いている、というか。

だもんで、今回の映画も、
エンターテイメントとして楽しめました。
ご都合主義に見える展開も含めて、
よくできてたなあ…と思います。

特に、自我(自分=個であるという幻想)に
心を明け渡しているときに起こる現象が
まんま描かれているところは見事だったな。

心の軸足をどこにおいてみるかによって、
まったく違う体験ができるでしょうし、
鑑賞後の感想も、さまざまなものになりそうです。



個人的には、主人公の男子学生が、
神を頑なに否定しようとする大学教授の
深い悲しみを、見切っていくシーンが印象的でした。

教授はもともと、神を信じていたんですよね。
しかし、一番救ってほしいと祈ったときに、
救ってもらえなかった(と解釈した)。

ゆえに、
もう神さまなんて信じない、
神さまなんていない、
と思い込もうとしていたんです。

この心の動きは、相手が神さまじゃなくても、起こります。
親とか、他人とか、異性とか、社会とか…。


本当は愛してほしいけど、
愛を求めて、それがもらえなかったら、がっかりしてしまう。
それこそ、救いがなくなってしまう。

そうなるのが嫌だから、最初から求めない。
期待しない。それ自体を否定する。

こうした心の動きも…うん、ありますよね。


神の存在を巡る議論の果てに、
男子学生は、教授にこう告げます。

「あなたは、神を憎んでいる。
 存在しないものを、憎むことなどできるだろうか。」

このシーンには、心動かされました。



『奇跡のコース』にも、同じことを意味する記述があります。

何かの存在を否定しようとしても、
それを否定し、怖れている段階で、
それが存在することを、心の底では認めている。



映画のワンシーンでふとコースのことを思い出し、
「攻撃は愛を求める叫びである」という、
コースの一節が、心にじわっとしみました。


あとはね、わき役として登場する、
黒人牧師のありようが、心に残りました。

彼はコソ練ジャーでしたね~。

何があっても、どんな状況でも、
信頼に軸足を置き、楽しさを見出していこうとするんです。

それ自体を楽しんで軽やかにやっているところが
とても気持ちよかった。

こうした姿も、ドラマの中で見せられると、心動かされます。


ありゃ。
本気でドラマにハマれない、といいつつ、
けっこう楽しんでたわ(笑)


映画を観終わった後、一緒に観た友人と、
マニアックなシェアを楽しみました。
もしかしたら、この時間が一番のギフトだったのかも。


結局ね、映画自体がどうこう、じゃないんですよね。

この映画はハッピーエンドだとか、
この映画は素晴らしいとか、そういう話じゃない。


心の軸足をどこにおいてそれを見るか。
自分が本当に見たいものは何なのか。

大切なのは、ここなのだと思います。
たぶん、ここだけ。

そしてこれは、映画に限った話ではありません。
人生という壮大なドラマでも、同じなのでしょうね。

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