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罪のない世界を見るということ


2016/05/03

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この連休、人生の恩人の一人と、とある隠れ家レストランで食事することにしています。その人とその店で食事をするのは二回目になります。前回は、春まだ浅いころの日曜日。その人のお誕生日のお祝いに、私が店を選び、ご招待したのでした。

当時のことはとても心に残っていて、いつかブログに書こうと思っていました。思いがけず、もう一度そのお店に行くことになるとは。きっといいタイミングなのですね。思い出して、つらつらと書いてみます。





日ごろから、いろいろな店で食事をするのが好きで、おいしいものに出会うたび、本気で写真を撮ってfacebookに載せています。得意分野?は、上質な日常の食事ができる店。

安かろう…(以下略)や、値段なりの店、逆に、この値段ならおいしくて当たり前だろ!と感じるような店には、ふだんはあまり行きません。

心を込めて作られた料理にはキッチリお金を払いたいので、日常の食事という世界観のなかで、妥協することなく丁寧に作り、相応の価格をつけている店が好きです。そういうお店をたくさん知っています。

一方で、お祝いの席など、ここ一番のときには、ドヤ顔でみなさんを連れていける店を本気で選定します。…ったく、この情熱を他の分野に活かせないもんかね(笑)




先の恩人をお連れしたのも、ここ一番モードで選定したお店でした。開店から1年余りの新しい店ですが、休日はいつも予約で満席のようです。諦め半分で試してみたら、奇跡的に二人分だけ席が空いていました。

予約の際、「お世話になっている人のお誕生祝いです」と告げたところ、折り返し、シェフから電話がきました。ふだんは、四人掛けの席に二人で座ってもらう感じで予約を受けるのだけれど、その日は本当に満席で、二人掛けの狭いテーブルしか空いていないとのこと。

「せっかくのお祝いなので、事前にお知らせする方がよいかと思いまして…」

その気遣いに感動し、恩人の了解を取って、狭い席でもいいから、そのまま予約してもらうことにしました。先方も忙しく、代替え日を設定するのが難しい、という事情もありましたしね。

何はともあれ、シェフの電話一本で期待度はマックス、相当ワクワクしながら当日を迎えました。




予約の時間にお店を訪れると、私たち以外の席はすでに全部埋まっていて、文字通り満席でした(笑)。 隠れ家レストランの名にふさわしく、店内はこじんまりしていて、シェフと女性スタッフの2名で切り盛りしています。

先客のみなさんたちは、ワインを飲みながら、最初の料理が来るのを待っているようでした。

私たちもワインを注文し、待つことしばし、ようやく先客のみなさんたちに最初の料理が出てきました。開店時刻を考えると、彼らは30分以上待っている計算になります。



その後かなり時間が経ってから、私たちのところにも、最初のお料理がやってきました。ほんの一口サイズだったので、あっという間に食べ終わってしまいます。

ワインがおいしく、話にも花が咲いたのであまり気にしていませんでしたが、コース料理の最初の二品が出た段階で、すでに1時間が経過していました。その後も終始、料理はのんびりペース、デザートとお茶が終わるまで、3時間半以上かかっていました。




あとになって、それこそ帰りの電車で気がついたんですけどね、私、全然罪責感を感じていなかったんです。それどころから、3時間半ずっと、食事(と撮影)を楽しんでいました。

これ、自分にとっては奇跡的なことです。


かつての自分ならね、選びに選び抜いたここ一番のお店でこんな事態になったら、罪責感でいっぱいになっていたと思うのです。多忙な人に、わざわざ横浜まで足を延ばしてもらった挙句、食事に3時間半以上。食べている時間より待っている時間が三倍以上長い。

自分が直接引き起こした事態ではないにせよ、きっと「このお店にしちゃってごめんなさい」と感じたに違いありません。

事実、私たちが食事をしに行った日も、先客のうちの一組が途中で帰っていきました。観光で横浜に来ていたり、その後に予定があったとしたら、当然の行為かと思います。ホント、一歩間違えたら、地獄にもなりかねない場面です。なのに、ただ楽しく幸せに過ごせてしまった。


自分の地道なコソ練の成果…も、少しはあるんでしょうけれど、この日聖霊の使いになってくれたのは、間違いなく一緒に食事をした恩人です。




その人は、終始、食事と会話を心から楽しんでくれました。私に対する気遣いでそうしていたのではありません。ただ楽しんでくれたんです。その場にいたことで、私も全くイライラしなかったし、「待たされた」とも「時間がかかりすぎる」とも思いませんでした。それこそ時を忘れて楽しく過ごし、気がついたら3時間半以上も経っていた、という感じ。


帰り際、シェフから謝罪の言葉がありました。その際、「今までは、最大でも席数の半分しか予約を取ったことがなく、文字通り満席の予約が入ったのは、今日が初めてだった」と聞きました。すべてをシェフ一人で作っているお店です。それじゃあ、時間がかかっても仕方ありません。

私たちが店を出る最後の客だったせいか、その後しばらく、シェフと話をしました。どんな思いで料理をしているのか、休日はどんな風に過ごしているのか、などなど、私の大好物な話が聞けて、最高に楽しかった。


一緒に行った恩人はシェフに、「本当においしかった。また来ます」と伝えていました。その言葉できっと、シェフは救われたことと思います。

その姿に、「罪を見ないこと」を教えてもらいました。恩人のおかげで私は、自分のことも、誰かのことも、責めずに済みました。責めずに済んだことすら気がつかないくらいに、幸せな時間でした。

…やっぱ罪のない世界がいいよ。




先日、その恩人から、「あのお店にもう一回行ってみようよ」とのお誘いが来ました。シェフの料理を本当に気に入ったのと、少々待つのも含めて楽しい時間だから、とのこと。ダメもとで連休中の予約を試みたところ、あっさり席が取れました。かくして、2回目の訪問、と相成ったわけです。

きっとあの店は、こうしたお客さんたちに支えられているんだろうな。うん、そういうのがいいわ。たとえ少々待つことになっても、完璧でなくても、その人の作る料理が好きで、その人の世界が好きで、人が集まるのがいい。

恩人のおかげで、自分の見たい世界をまたひとつ確認させてもらいました。

おっと最後に。
その日のお料理の一部をご覧に入れます^_^
品数の多い店ですのでね、これはほんの一部です。










奇跡のコース』をやっていると、ついつい、「自分が」聖霊側の仕事をしなければ、と思いがちになります。「自分が」聖霊に頼むとか、「自分が」許すとか、「自分が」罪を見ないとか、「自分が」本当の姿を見たいと意図するとかね。

でも、それすら自分だけがやらなくてもいいんですよね。

目の前の誰かが聖霊の使いとして働いてくれるのを見ることで、本当に幸せな体験ができます。そんな体験が増えるたび、何もしなくても自分は愛されていて、大切にされている、と感じています。

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-心のコソ練(R)で 自分スペシャリストを生きる- 山崎直美事務所 株式会社

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なお、過去記事を時系列で読みたい方のために、本ブログはそのまま残しておきます。私と似たようなプロセスを生きる、どなたかのお役に立てたら嬉しいです。

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