FC2ブログ

プロセスが違っても、人としての価値に全く違いはありません【再】


2018/04/03
▼週イチで心を正気に戻すメルマガ。
▼平日は、コソ練で幸せに働くメルマガ


この記事は2012年12月19日に公開したものです。当時、毎月開催していたグループリーディング会の場でお話ししたことをブログでシェアしたのでした。

参加者の方から、「ずっと仲間だと思っていた人たちと、最近話題が合わなくなってきた気がする」というお話を聞き、それに対するリーディングで出てきた話だったと記憶しています。

このお話で使われたメタファーが個人的にすごくヒットで、その後も、クラスやセッションでたびたび使わせてもらってきました。



半年ほど前からかな。
セッションやクラスで「2018年4月から、多くの人が新しい環境に出ていきます。3月までは、高校三年の春休みみたいな気持ちで過ごしてください」とお伝えしてきました。

予言通り?、私の周りの人たちや私自身には、高校生活のまとめ、ここ数年の総ざらえみた体験が続いたなあと感じています。


みなさんの体験を聞かせてもらいながら、何度も何度もお話ししたのが、これからご紹介する「ムーニーちゃんとパンツちゃん」です。新しい年度が始まったこの時期、私たちと同じような体験をした方がたぶんいらっしゃると思うので、久しぶりにシェアしてみようと思います。

ちょっと長いけど、よかったらおつきあいください。






ムーニーちゃんとパンツちゃん

真っ白でほわほわした雲海の中に、真っ白なおむつをつけたあかちゃんたちが何人も座っていました。

ぷるぷるのホッペをした、おむつのムーニーちゃんたち。

彼らは、目の前にあるティッシュボックスからティッシュペーパーを引きずり出し、一枚ずつ宙に投げて遊んでいます。ときどき、ティッシュをびりびりに破って頭の上に降らしてみたりして。

ひと箱終わると、もうひと箱。いつまでも延々とティッシュを引き出しては破り、あたりに散らかしまくります。もう夢中。実に楽しそうです。



そんなムーニーちゃんたちの一人が、突然立ち上がりました。みるみるうちに、身体が大きくなって、歩けるようになり、ときどき、ムーニーちゃんたちの群れから離れて遠くまで出かけていくようになりました。いつのまにか、おむつも卒業、今はシルクのパンツをはいています。パンツちゃんの動きは、実に軽快です。


ある日、パンツちゃんは、夢中でティッシュを散らかしているムーニーちゃんたちに、こんな話をしました。

「このパンツ、とっても気持ちいいんだよ。
自分で歩いてみたら、いろんなところに行けるし。
ティッシュ遊びよりもっともっと楽しい遊びも見つけたよ。
みんなもさ、いつまでも、おむつつけてティッシュ散らかしてないで、もっと楽しい遊びをしようよ。」



ムーニーちゃんたちは、一瞬パンツちゃんのほうを向きますが、耳を貸しません。また、目の前のティッシュを夢中で散らかしています。

パンツちゃんは、さっきより大きな声で言いました。

「だーかーらー!!! ティッシュよりもっと楽しい遊びがあるんだってば!!
おむつより、パンツのほうが絶対気持ちいいんだよー!!!」



ムーニーちゃんたちは、パンツちゃんを見て、ポカンとしています。

「パンツちゃん、そんなこと言ったって、ぼくたちまだ立てないもん。

おむつは、ときどき変えてもらえるよ。
『変えたてのおむつは気持ちいいよね~』って、パンツちゃんも言ってたじゃん。
ティッシュ遊びだって、すっごく面白いよ。
パンツちゃんだって、この前までやってたじゃん。ぼくたちのなかで、一番すごかったじゃん。」



パンツちゃんは、反論しました。

「そりゃそうだけど…。パンツはいてみたら、おむつよりもずっと気持ちいいってわかったんだよ。
自分で歩けるっていいよ。ここにいてティッシュ散らかしてるより、もっともっと楽しいことがいっぱいあるんだってばー!!!」



ムーニーちゃんの一人が、ホッペをぷぅーっと膨らませて言いました。

「だったら、パンツちゃん一人で遊べばいいじゃん。
ぼくたちはまだ、ティッシュで遊びたいんだよ。」


他のムーニーちゃんも、口々に言いました。

「そうだよ、ぼくたちはパンツちゃんとは違うんだよ。」
「パンツちゃんだけ特別だから、おむつはいてないし、歩けるんだよ。」
「そうだ、そうだ!」



それを聞いて、パンツちゃんは悲しくなりました。たしかに、パンツちゃんもついこの前まではおむつをしていたし、ムーニーちゃんたちと仲良くティッシュで楽しく遊んでいたのです。


あんなに楽しかったのに。あんなに仲良しだったのに。

みんながいうように、自分だけ特別になっちゃったのかな。

そんなことないのに。みんな同じなのに。



一方でパンツちゃんは、こんなふうに思ってもいました。
今は、パンツをはいているお友だちと遊ぶほうがずーっと楽しいって。


楽しいことを見つけたからこそ、パンツちゃんは、今まで仲良くしてきたムーニーちゃんたちにも教えてあげたかったのです。



一回やってみたら、ムーニーちゃんたちにもきっとわかる。
パンツちゃんは、実力行使に出ることにしました。


「ためしに一回、パンツはいてみようよー。絶対気持ちいいから!!!」

ムーニーちゃんに手をかけ、おむつをとろうとしたら、ムーニーちゃんは泣き出してしまいました。

「パンツちゃん、やぁーだぁー!!!」

パンツちゃんは、ますます悲しくなりました。







…この話は一体(笑)???
真理さんにつきあってもらいつつ、復習をしてみます。


なおちん
パンツちゃんの気持ち、私もなんとなくわかる。
自分を取り巻く環境が変わるときに、似たような体験をしてきたかもしれない。
あんなに仲良しで一緒にいるのが楽しかったのに、なんで今は楽しくないんだろ?って感じたこと、何度もある。

…でさ、この話、どうすりゃいいの???
私も聞きたいよ。


真理さん
この光景をズームアウトしてみてごらんなさい。
遠ーいところから、高ーいところから、この光景を見つめてごらんなさい。






今までパンツちゃんたちと同じ高さだった目線を、少しずつ引き上げ、パンツちゃんたちが15センチくらいに見える高さから見つめてみました。

少しピンクがかったホワホワの雲海にいるムーニーちゃんたちとパンツちゃん。
みんな思い思いの表情、動きをしています。もうね、理屈抜きでかわいい!


胸いっぱいにあったかくて幸せな気持ちが広がっていきました。

どの子もただ幸せであってほしい。

祈りにも似た思いがどこからともなくやってきて、心に沁み込んだあと、なんだか無性に面白くなってきました。

やばい、笑いが止まらない。





真理さん
その目線が神の目線、その思いが神の思いです。
それは、母の目線、母の思いでもあります。


なおちん
(゜◇゜)!


真理さん
神の目線で見てみれば、どの子もかわいいいとし子です。
おむつしてようが、パンツはいてようが関係ない。


なおちん
そうだね…。ひとりひとり、必要なプロセスにいる。それだけだね。
神さまから見たら、いつおむつが外れようが、いつ立ち上がろうが関係ないよね(笑)。

みんなかわいい。みんな愛おしい。
一人一人、今一番楽しいことをしてほしいって、心から思うよ。

って、きゃあぁぁぁぁぁ!!!(*≧▽≦*)ノ



真理さん
そうですよ。

人としての価値に何ら変わりはないのですから、今楽しいと思えることを存分に楽しめばいいんですよ。遠くの目線から見ると、おむつだ、パンツだって騒いでいるのが無性におもしろくなってくるでしょ?



なおちん
うん、本人たちは必死だろうけど…。笑いが止まらないよ。
みんな、それぞれの成長段階に合わせた体験をしてるってだけだね。
これは、大人になってもおんなじだ(笑)。


真理さん
(*^_^*)
そうです、プロセスが違っても、人としての価値には全く違いはありません。
誰かが特別ってこともありません。


なおちん
たしかに(笑)。
早くおむつとれた子が「僕は特別」とか思ってたら笑える。



真理さん
特別意識とは本来、それくらいばかばかしいものです。
ばかばかしさを笑えるようになると、特別意識があなたたちを苦しめることはなくなります。


なおちん
いくらシルクのパンツが気持ちいいからと言って、おむつをしてる子に訴えても、わからないのは当然だねえ。ましてや、おむつをはぎ取るなんて、迷惑千万だ(笑)。

ムーニーちゃんたちはまだ、おむつが必要なんだから。

ティッシュ遊びだってそうだよね。本人が夢中でやりたいんだもんねえ。無理やり取り上げたら、泣いちゃうよね。

ってことはさ、パンツちゃんはどうすればいいの???



真理さん
シルクのパンツの話を喜んで聞いてくれるお友だちがいるはずです。その子たちに、話せばいいんですよ。

自分の話を喜んで聞いてもらえることがわかれば、ムーニーちゃんたちに無理やり話を聞かせようとは思わなくなります。



なおちん
たしかに! 
楽しいと思える人と、楽しいことをすれば、嫌がる人と無理に一緒にいようとは思わなくなるね。



真理さん
それで、いいんですよ。
それぞれが今必要なプロセスにいるということ、プロセスは違っても人の価値には何ら変わりがないことがわかっていれば、自分の心が感じるまま、楽しいこと・心地よいことを自然に選べるようになるでしょ?



なおちん
(*^_^*)
それに、ムーニーちゃんだって、いつかはおむつが外れる日が来るわけじゃない?
そしたらまた、一緒に遊べるかもしれないよね。



真理さん
ええ。
パンツちゃんたちが楽しそうにしていれば、おむつの卒業が近いムーニーちゃんたちの心に希望をともすことができるでしょう。



なおちん
ほんとだ(笑)。楽しい姿を見せるだけで十分なんだね。
おむつはぎ取るこたーないんだ(笑)。

無理に何かを伝えようとしたり、説得する必要はないんだね。
自分が変わっていくことに、罪悪感を感じる必要も、ない…。



真理さん
あなたたちが何らかの苦しみを味わうとき、心の底に「特別意識」があることに気づいてください。

特別意識に優劣・内容・方向性は関係ありません。
私だけ幸せという意識と、私だけ不幸という意識は、根本的には同じものです。
これらは、自我がしかける巧妙な罠です。

あなたたちの本質は自我ではありません。
あなたたちに苦しみを体験させるのは、自我だけです。



なおちん
うわ、そこにつながるんだね、パンツの話(笑)。


真理さん
忘れそうになったら、今日体験した、雲海の景色を思い出してごらんなさい。
永遠に平和で、喜びに満ちているのが、あなたたちの本来の姿なのですよ。


なおちん
ありがとう。






これを書いてから5年以上の月日が経っていることに、深い感慨を覚えます。
当時と同じ仕事を続けていることが嬉しい。

…書いておくものですな、ブログ。


お知らせとご案内

2019.2.28.
昨年、会社ホームページを立ち上げました。
今後、ブログの更新、セッション・サービス・イベント等のご案内は、ホームページにてご覧ください。


TEAM the specialist

-心のコソ練(R)で 自分スペシャリストを生きる- 山崎直美事務所 株式会社

本ブログの過去記事も、順次再編集し、ホームページに移行していきます。
よかったら、ホームページでも、引き続きおつきあいくださいませ。

なお、過去記事を時系列で読みたい方のために、本ブログはそのまま残しておきます。私と似たようなプロセスを生きる、どなたかのお役に立てたら嬉しいです。

▼関連記事
comment (0) @ 真理さんとの対話
一食は、「超~おいしく」ご飯を食べる コソ練 | みんなのコソ練日誌:  いつもガチなメルマガしっかり受け取っています。

comment

コメントを送る。

URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 

人生を創る心のコソ練。

自分の本質を仕事・ライフワークで分かち合っていくための知恵と哲学、新しい心の使い方をお伝えしています。